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Channel: 動画 –~扉のとびら~話のネタ・雑記
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バリバラ ナレーションの神戸浩は個性派俳優!独特な喋り方には理由があった

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NHKのマイノリティーバラエティ番組「バリバラ」のナレーションと言えば、ゆっくーりとした喋り回しが特徴的ですよね。

というわけで、一度聞いたら癖になるバリバラのナレーションの方の正体について調べてみました。そしてあの独特な喋り方の理由も…。

バリバラのナレーションがクセになる

障害者やマイノリティーのバラエティ番組バリバラのナレーションは一度聞いたら忘れられない特徴的な声ですよね。

このようにゆっくりとしたかなり独特な口調で癖になります。

バリバラのナレーションについての世間の声を見てみましょう。

 

 

紹介しているものはほんの一部ですが、

批判的な意見も多少あるものの、全体的には肯定的な意見の方が多い印象でした。

 

バリバラは「生きづらい」人々のリアルな声を伝える番組なので、

だいぶぶっちゃけている分、報じ方によっては重たい番組ちなりがちですが、

あのナレーションが入ることで視聴者の気持ちが軽くなり、

障害者の方々の日常をよりフラットな視線で見られるのかもしれませんね。

 

バリバラのナレーションは俳優の神戸浩

バリバラのナレーションは俳優の神戸浩
http://www.fathers.jp/kanbe.html

そんなバリバラのナレーションをつとめているのが

俳優の神戸浩(かんべひろし)さんです。

 

知っている方も知らない方も多いかと思いますが、

ドラマや映画等で個性派脇役として活躍しておられます。

 

神戸浩さんのプロフィール

誕生日:1963年5月28日 56歳(2019年8月現在)

出身:愛知県名古屋市守山区(現在も名古屋在住)

身長:160cm

血液型:A型

趣味:真空管アンプとPAスピーカーでジャズを聴くこと、車

学歴:名古屋電気高等学校(現・愛知工業大学名電高等学校)卒業

所属事務所:ファザーズコーポレーション

 

受賞歴

  • 1991年『無能の人』にて 報知映画賞最優秀助演男優賞を受賞
  • 1997年『学校Ⅱ』にて日本アカデミー賞“優秀助演男優賞”、全国映連賞“男優賞”を受賞

神戸さんは高校時代に落語研究会に所属するなど目立つことが好きだったそうです。

大学進学を考えていた中で、友人の舞台を見たのがキッカケで役者を目指すようになったとのこと。

高校卒業後から名古屋の劇団に所属し、現在も名古屋で暮らしながら東京で俳優の仕事をされています。

 

神戸浩の演技はどんな感じ?過去の出演作動画

神戸浩さんの演技はどんな感じなのでしょうか?

神戸さんの動画自体が少ないのでセリフ入りの演技動画もなかなか見つけられなかったのですが、

出演作「blank13」の予告編の動画に短時間ですが、神戸さんの演技シーンが入っていました。

 

この演技を見て「あぁアノ人か」とひらめいた方もおられるのではないでしょうか?

 

というのも、神戸さんは紹介しきれないほど多くの作品やCMに出演されているので、

あなたがこれまでに何らかの作品で神戸さんに出会っている可能性があるからです。

(神戸さんの過去の出演作品はオフィシャルサイト※外部リンクで確認できます。)

 

神戸浩さんの演技はバリバラのときと同じように独特の口調ですよね。

 

神戸浩という名前でピンとこなくても、

この俳優さんを知っている方も多いのでは?

 

神戸浩の副業は意外にもホテルマン!職場はどこ?

役者歴35年以上の神戸浩さんですが、実は今でも副業をされています。

それはホテルマンです。

 

神戸浩さんは、1986年から現在までウェスティンナゴヤキャッスルで勤務し、現在は施設管理グループで働いておられます。(接客の部署ではなさそうですね)

 

役者として成功していると思われる神戸さんですが、

なぜホテルマンという副業をしているのでしょう。

それにはこんなわけがありました。


生活の基盤を安定させるために、ホテルマンを兼業していた神戸さん。

 

そのうち俳優業が軌道にのり、喜んでいたのですが、

俳優の仕事は予定が突然入ることが多く、

撮影も深夜まで、それが終われば朝まで飲んでストレス発散…

こんな日常で自分のやりたいことが見失われていったそうです。

 

そんな中で山田洋次監督の撮影に参加し、

演技に一切妥協しないストイックな姿勢に感銘をうけ、

自分がやりたいことはこれだ!と確信します。

 

そして俳優として本当にやりたい仕事を選ぶようになり、

ホテル勤務の日数を増やしたそうです。

 

ホテル勤務によって「日が昇ったら起きて、沈んだら寝る」という生活サイクルが整い、これによって、芸能界のペースに飲まれることもなくなり、演技にもいい影響が与えられるようになったんだとか。

オンリーワンの役者さんとしての地位を確立した今でもホテル勤務を続けている理由は、採用してくれた会社への恩返しという気持ちがあるんだそうですよ。


自分と葛藤し、周りに流されず真摯に演技に向き合ったことで神戸さんの演技は確立されていったんですね。深いな~。

神戸浩の喋り方はわざとなの?

神戸浩さんの独特な喋り方が気になっている方も多いと思います。

 

あの喋り方はわざとなのでしょうか?

 

実は演じている部分もあればそうでない部分もあるようです。

 

こちらは神戸浩さんのインタビュー動画です。

素のトークが見られます。

口調はゆっくりとしていますが、

役を演じているときやバリバラのナレーションでは更にゆっくりセリフを喋っておられる気がします。

そして、素の神戸さんには演技のときのような「ぬけている感」がありませんよね。

もともとのゆっくりした個性的な口調を、演技ではさらに誇張されているのではないでしょうか。

 

神戸浩の独特な口調の理由とは?

神戸浩さんは素でもゆったりと話されますが、

それは神戸さんに脳性麻痺があるからだそうです。

 

脳性麻痺とは

受精から生後4週までの間に、何らかの原因で受けた脳の損傷によって引き起こされる運動機能の障害をさす症候群である。(引用:Wikipedia)

 

運動機能の障害には

四肢の運動障害や、顔面不随意運動、嚥下障害、言語障害などさまざまな種類があるのですが、神戸浩さんには、喋りに障害が現れているようですね。

 

しかしその喋りが神戸さんの武器になっているんですよね。

 

同じような障害を抱えている方々の励みとなるのではないでしょうか?

 

バリバラは、某、夏の終りのチャリティ番組のように障害者を「頑張っていて凄いね」と称えるのではなく、障害をその人の個性や特性として理解し、だれもが持ちつ持たれつで暮していけるための知識を障害者にも健常者にも与えてくれる番組です。

 

そんな番組だからこそ、神戸さんの存在も欠かせないのではないでしょうか。

 

 


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